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10月11日から13日にかけて行われた今年のせんだいクラシックフェスティバル、略して「せんくら」は、11日に2公演、12日に1公演に足を運んだ。 11日は日本を代表するジャズピアニスト山下洋輔さんと仙台フィルによる山下さんのオリジナルシンフォニーと、こちらも日本を代表するクラシックギタリストの福田進一さんとチェロの長谷川陽子さんのデュオ。12日は仙台出身の期待の新星津田裕也さんとアンサンブル東風の軽やかなモーツァルト。どれも素晴らしい演奏だった。 全公演ともすこし早めの時間に演奏を終え、満場の拍手の中アンコールを披露。演ってくれるとわかっていても、アンコールってのはなんだか楽しい。で、演ってるほうもアンコールに一番力を入れているように聴こえるのは私だけだろうか(笑)。 このイベントは1公演がわずか1,000円と気軽に聴きに行けるのがウリで、その分公演時間は45分ずつと短いが、中身は十二分に濃いものばかり。そのため、チケットは電話による先行販売で8割以上売れてしまうらしい。来年参加される方は要注意。 それとこれは毎年のことだが、気軽に参加できるイベントだとはいえ、マナーの悪いというかあまりにも無神経な人が多くて興ざめする場面が何度もあったのは本当に残念。 始まる前から飽きっぱなしの子供を連れてきて、それがいったい誰のためになっているのだろうか?演奏中は咳を我慢したりパンフレットを読まないなんてのはあまりにも当たり前のことだと思うのだが、いい大人がそんなこともわからないのだろうか? 数年前のパンフではそういったことの注意書きもあったはずである。まぁ今年のは読んでないのでわからないが、年々マナーの悪い人の数が増える一方なのは、ほんとうに気になってしょうがない。もちろん良識ある方々の数のほうがまだまだ多いのだが… たかが1,000円というなかれ。気軽にとはいってもやはりクラシック音楽というのはそれと真剣に向き合って楽しもうという方がおおぜいやってきているわけで、そういう場で他人への最低限の気遣いができない方には正直来て欲しくない。 素晴らしい音楽を奏でてくれる演奏者、それを支えるスタッフのみなさんの美しい姿と、彼らの努力をだいなしにする醜い人間の姿を両方みてきた二日間だった。