年が改まったとはいえ、まだまだバタバタしていて、物事をゆっくり考える時間がない。
時間はつくるもの、とよくいわれる。
だが、静謐な畳の間に正座して新年の抱負を考え、それを書き初めだといって大書するような行為は、昨今では多くの場合奇異の目で見られ、ともすると笑いの対象にすらなってしまう。このような時代に、新年を迎えたからといって、その一年の抱負を本当に真剣に考えることのできた人というのは、ほとんどまれであろう(それゆえか、そうできた人は、またそれを習慣化できている人は、多くの場合立派な人物である)。
一人暮らしをしているのでもなければ、自分自身のために時間をつくるということは、なかなか簡単なことではない。
もう仕事も始まったが、せめて1月のうちに、ひとりでゆっくり、あれをやらなきゃ、これもやらなきゃなどと焦ることなく、たっぷり時間をとって、ゆっくり物事を考える時間をつくろうと思う。
音楽も聴かず、酒も飲まず、もちろんギターも持たず、ただじっと、ひたすらに自分自身と向きあう時間。どこか懐かしいそういう時間を、今年はもうちょっと作っていきたい。
抱負の抱負。今年のスタートはここから。