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11月
04
2008

音楽と罪と

本日音楽プロデューサーの小室哲哉が逮捕された。

これを受けてavexが「本日の報道について」と題し、globeの新曲CD発売中止を発表。音楽配信は全曲配信停止とのことである。

本人も容疑を認めているというが、それでもなお、有罪確定前でこういった対応をされることには違和感を覚えてしまう。法律には詳しくないが、少なくともWikipediaにはこんなことが書いてある。

無罪推定の原則

逮捕された被疑者は、国際人権規約(「人権」を参照のこと)の一部を成す「市民的及び政治的権利に関する国際規約」第14条2項にもあるように、刑事上の事実認定や法上の取り扱いにおいて無罪を推定されている立場である(詳しくは、「推定無罪」を参照のこと)。

逮捕 – Wikipedia: 2008/11/04

どこからか「そうはいっても、こんなの日本の会社じゃ常識」「このご時世なんだから当然の処置」という声が聞こえてきて、それはそれでわからなくもないのだが、それでもなにかがおかしいように思ってしまう。

それと、有罪になったとしても、それでその人の作品に触れられなくなったらとても悲しいことだ。ミュージシャンには逮捕されたり有罪判決を受けた人物なんてごまんといるわけだが、幸いジェイムズ・ブラウンだってジミヘンだってポール・マッカートニーだって槙原敬之だって、私たちはほとんど不都合なく彼らの作品を楽しむことができている。絵画や写真、彫刻、建築と範囲を広げていけばもっとたくさん例示できることだろう。小室の場合は、さてどうなるだろうか。

個人的には今のglobeの楽曲にはほとんど興味ないけれど、世の中には楽しみにしていた人もそれなりに(少なくともavexが商売になると踏んでいた程度には)いて、おそらく昔の曲を好きだったって人ならもっといるだろう。そういう作品が流通しなくなるというのは、やはりなんとも残念な話だ。

告訴した方もこの辺の事情はよく勘案して、何年も粘り強く待ってあげたそうだ。しかし、報道のとおりであれば、小室はその想いを見事なまでに裏切った。そうだとしたら、小室にはまったく同情の余地はない。

小学生ころ、私は同級生のSさんから教えてもらったTM Networkに触れ、いつか小室みたいになりたいと思っていた。そして、いまでも下手の横好きながら、音楽を演りつづけている。

本当に残念だ。

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